現在、NHKラジオの『英会話タイムトライアル』と『エンジョイ・シンプル・イングリッシュ』を聞いています。
『タイム…』は3年目、『エンジョイ…』は2ヶ月目です。
英語学習が続かない…
今でこそ、毎月テキストを購入していますが、かつてはテキストなしでこの二つの講座を聞き流していました。
「テキストなしでも全然OK」
と思っていました。
すでにTOEIC900点に達していましたし、この二つの講座はNHKの『ご利用の目安』によると中学生レベルなので、わざわざ買うこともないとタカをくくっていました。
実際、聞き取れなかったり、知らない単語やイディオムが出てきたことはありませんでした。
でも…
いつの間にか、聞かなくなってしまいました。
理由は特にないんですね。
「自分のレベルに合ってない」とか
「忙しくて時間がない」とか
そういうことではありませんでした。
本当に、なんとなく、いつの間にか聞かなくなって、気づけば数ヶ月過ぎていました。
今思えば、ただ聞き流していただけなので、続けてもやめてもあまり違い(効果)もなかったように思います。
英語学習を続けるために
『英会話タイムトライアル』のテキストを買い始めたのは、ほんの気まぐれでした。
聞くのをやめたのもなんとなくでしたが、テキストを買い始めたのもなんとなく、でした(笑)
ちょっと脱線しますが、英会話の学習なんてあまり気負いがない方がお気楽で、プレッシャーもなく、楽しんで長続きできるのではないでしょうか。なんとなく始めて、惰性で長続き…(笑)。(もちろん、試験となると話は別ですが)
『英会話タイムトライアル』のテキストを買い始めてから、なんとなく(笑)、続けていたら3年たっていました。
本当になんとなく、習慣になってしまいました。
テキストを買って、まずスティーブさんのコラムを読みます。スティーブさんのいろいろなことがわかります。登山が趣味だとか、スポーツジムの様子とか、イギリス人のジョークが好きだとか、実はシャイ(英語ではreserved)だとか、アメリカには年に2回帰るとか…まるで手紙をもらっているようです。
テキストの巻末には、『日常を英語化する表現力レッスン』という田中茂範先生(慶応大教授)の連載があって、毎月場面ごとにネイティブがよく使う表現を取り上げています。今月は食事。vegetarian と vegan の違いも知りました。
市販の英語教材は玉石混交
別にNHKの回し者ではありませんが、NHKのテキストってやっぱりすごいと思います。
ほとんど毎日英語の書籍が出版されているのではないかと思うほど、書店の英語コーナーは新刊が平積みになり、CDが流れていたりします。
でも、新しければいいというわけでもなさそうなんですね。
けっこう、間違った英語を載せているテキストもあります。
著者が日本人、監修がネイティブの名前になっていても、これはちがうでしょ、というのがあります。最近では、著者の表記がないフレーズ集もありますよね。
LとRのまちがい、betterとmoreの取り違え、privateとpublicの意味が逆になっていたり…。英検1級のリスニングでは、過去問の解答が間違っていたものもあります。
英語学習においては、『継続は力なり』が間違いないと思いますが、NHK語学講座の歴史とクオリティとバラエティを見れば、これは敬服ものです。ありがたいです、感謝です。
村上春樹氏が「時の洗礼を受けたもの」とどこかで何かを表現していましたが(すみません、あいまいで…)、NHK講座もまさしく「時の洗礼」を受けてきました。
放送にもテキストにも、聡明な方たちの英知と努力が詰まっていると思うんです。
もっと言えば、
魂 …
かな?
それが数百円ですから、買って継続して、実力がつけば言うことなしですよね。
ここまで書いた以上、私もやめるわけにはいきません。
なんとなく、続けていきます。ときどきチェックしにいらしてください。またお会いしましょう。
いつも最後までお読みいただき、ありがとうございます。
大好きな英語講座二つ!↓