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アゼルバイジャン
アゼルバイジャン Azerbijan
サラム! こんにちは。私はアゼルバイジャン共和国です。かつてソビエト連邦の一部でしたが、1991年独立国になりました。ですからまだ若い国なのです。
カスピ海の西岸、イランの北にあります。東ヨーロッパと西アジアの交差点でもあります。
北海道より少し大きく、人口は1千万人ほどです。人々はアゼルバイジャン語を話します。
「アゼル」という言葉はペルシャ語で「火」を意味します。私の国名はこの言葉に由来しています。なぜだかわかりますか?
私は本当に火の国なのです。首都バクーの近くにヤナルダー、またの名をファイヤー・マウンテンという有名が山があります。2千年以上も燃えていると言われています。
炎が3メートルもの高さになることがあります。10メートルも続く炎の壁がある場所もあって、雨や雪でも消えることはありません。火は近くの小川からも上がっています。
そのような光景を想像できますか? マルコポーロもびっくりしたんです。
今日もファイヤー・マウンテンでは炎が燃え続けています。地下に天然ガスや原油があるからです。
実際、私の国には世界でも最大級の油田があります。
この豊富な天然資源のおかげで、私の国は豊かで、人々は快適に暮らしています。
経済が順調なので、首都には人工の炎が作られました。炎の形をした3つの高層ビルが見られます。夜にはこのビルはあざやかな赤に輝きます。
石油は病気の人たちを治療するのにも使われます。
この国の人たちは、オイル風呂に入ると健康にいいと言います。ある場所で採れる特別なオイルを使います。でもオイル風呂につかるのは10分で、それより長いと身体によくないのです。
温泉に行く時間がないなら、ドラッグストアに行くといいでしょう。そのオイルから作られたもので、人々が長年使ってきたものが見つかりますよ。
ゾロアスター教という宗教があって、ここではとても重要です。世界最古の宗教の一つです。信者は、火は神様からのメッセージの象徴だと信じています。ですから彼らにとって火は大切です。ここにはその宗教の寺院があって、世界遺産になっています。今日もそこの火は燃え続けています。
いつか火の土地にいらしてください。きっとあなたのハートに火をつけますよ!
アゼルバイジャンのこと、何も知りませんでした。英語を勉強しているというより、英語で世界のことを学んでいる今日この頃です!